南多摩日本語の会について
 近年ますます国際交流が盛んになり、日本語を母語としない多くの方々が海外から日本へ訪れるようになりました。日本の言語や環境に不慣れな彼らを支えることを目的として、この会は2001年に発足しました。
 南多摩日本語の会では、それぞれの学習者の日本語習得状況に応じて、教師と学習者の一対一で日本語の勉強を行っています。日本語能力試験に合格した学習者も多く、現在までに多くの学習者が会を巣立ち、その日本語を生かして各地で活躍しています。
活動内容
 通常の日本語学習の他に、会員間での交流活動も行っています。お正月の新年会から始まり、お花見やピクニックなどを春と秋に催しています。普段なかなか顔を合わせることができない会員同士も、その機会に新たな出会いや再会を楽しみます。
 年に4回発行しているニュースレターでは、会員の紹介や近況などを載せています。また、2ヶ月に1度教師のための勉強会を催し、教師としての能力の向上を図っています。このような活動を通して、身近な国際交流を楽しんでいます。
 現在(2022年)はコロナウィルスの影響もあり、活動内容は変更や縮小しています。
会のシンボルマーク
『南多摩日本語の会』の「日」の文字を二つの風をイメージしたもので表しています。風に国境はなく、教師と学習者という二つの風が力を合わせています。会名の緑色は多摩地区の自然豊かな風土を表しています。